・アベノミクスによる円安
・円安による海外旅行者の訪日
大きなしわ寄せがとうとう弊社まで。
私は基本、海外に住みながら、調査活動を行っております。
中国に住んでいるのですが、
2012年には1元12円だったものが、現在20円と1.6倍にもなりました。
となると居住費、食費もそのまま1.6倍。
となると、稼ぎも1.6倍になってくれなければならないけれど、そう簡単にはいきません。
例にとると、スターバックスのコーヒー17元が3年前は210円程度、今は340円。
食の安全問題がある中国、一応食材には注意しながら買い物をするため、生活費も悲鳴を上げています。
そして、東京、大阪への出張時にはホテルに宿泊するのですが、
最近では、某格安ホテルで、以前は6~7千円程度だっ金額が今では1万5千円から2万円程度の値段を提示されることが多々。
先日、ホテル宿泊予約サイトを確認すれば、一流ホテルも某ビジネスホテルもほぼ同じ3万円という価格。
このことについてとある大企業の方とお話をしましたが、その会社でも出張者が大変困っているとの話。
他の場所でも同じ話題となり、日本国内の日本企業のみなさんも私と同じで東京や大阪でのホテル宿泊に困っていることが分かりました。
日本政府は訪日外国人獲得のための政策に集中しており、こういった日本国内企業らが困っていることは二の次との話し。
確かに日本人からの支払も1泊5千円だった支払が1万円になれば、ホテルの儲けは2倍となり、GDPの貢献になるのは分かるけれども。
しかし、外国人にとって今の円高を換算するば、1万円のホテルでも2年前と何ら変わりない価格のため、いたくもかゆくもなく。
日本人だけが困っているのが現状。
政府は日本人からお金を絞り取って経済活性化をしてうれしいのか。。。。
訪日外国人らが落とす膨大なお金は重要だけれども。。。。。
私のように小さな会社は宿泊費用が2倍になるだけでも、事業に大きな負担。
海外での調査時の費用も2倍となっており、こちらも大きな負担。
かと言って、日本の企業は基本的に、情報というものは無料で手に入れられるものと思われている方が多い。
連絡が来る際にも「情報交換をしませんか?」とよく言われるのもよくあること。しかし、それはそれでと思いつつ。。。。。。
どうやって、この状況を打破していくのか?
他の企業の方はどうしてるのな?
そういっても仕方がないから、頑張って、乗り切るしかないと、頭をぐるぐる回転中です。
今年もあっという間に半年が過ぎましたが、後半も皆様に有用な情報をお届けできるように調査をいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
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